ドラ1大山プロ初打席 三振も10球粘ったで!!

 「広島13-3阪神」(23日、マツダスタジアム)

 外角チェンジアップにバットが空を切ると、阪神・大山は思わず表情をゆがめた。ドラ1ルーキーのプロ初打席は空振り三振。それでも昨年の沢村賞左腕に10球投げさせたことに、金本監督は「ファウルで粘れてたからね」と一定の評価をした。

 場面は五回無死一塁。メッセンジャーの代打としてコールされると、阪神ファンが歓声を上げた。2球で追い込まれたが、厳しいコースの直球を見極めた。変化球には食らいついていった。フルカウントからの10球目で勝負は決したが、非凡な対応力を見せた。

 「いい緊張感の中で打席に入れた。ただ結果を残さないと1軍に生き残れない立場なので、切り替えて、明日の準備をしていきます」と前を向いた大山。内容が凝縮した1打席が、今後の糧になる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス