ヒーローはまた岡崎!阪神サヨナラ勝ち「昨日と一緒なんですけど最高です!」

延長11回阪神1死満塁、左前へサヨナラタイムリーを放った阪神・岡崎太一は歓喜のガッツポーズ!=甲子園(撮影・田中太一)
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 「交流戦、阪神4-3日本ハム」(4日、甲子園球場)

 阪神が延長十一回、岡崎太一捕手(33)の左翼線に適時打を放ち、サヨナラ勝ち。日本ハムに2勝1敗で勝ち越した。

 阪神は3-3で迎えた延長十一回、日本ハム8番手・エスコバーを攻め立て1死満塁のチャンスを迎える。ここで前日のヒーロー・岡崎がフルカウントからの13球目を左翼線に決着を付ける一打を放った。

 2点を追う九回には日本ハム・増井の3連続四球で無死満塁のチャンスを迎える。糸原の二ゴロ、代打原口の中前適時打で、土壇場で同点に追いつき、延長戦に突入する。ドリス、マテオがそれぞれ1イニングを無失点で抑えた後の十一回にサヨナラのチャンスをつかんだ。

 前日のプロ初本塁打に続くお立ち台に、岡崎は「ありがとうございます!昨日と一緒なんですけど最高です!」と絶叫。サヨナラの場面は「スクイズかなと正直思いました」と笑いながら明かすと、「(打てのサインに)これはいくしかない。フォアボールでもいいからと食らいついていきました」と執念の一打を振り返った。

 そして劇的勝利にわく甲子園の虎党に「監督、コーチ、お客さん、誰も期待していなかったと思いますが、サヨナラやりました!また応援よろしくお願いします!」と活躍を誓った。

 先発したドラフト2位・小野は5回まで2安打5奪三振と好投したが、六回に2点を失い、7回2失点で降板。プロ3度目の先発ながら初勝利はならなかった。延長十一回に登板したマテオが5勝目を挙げた。

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