阪神が逆転勝ちで4連敗免れる 決勝点は“敬遠暴投” 日曜日は7連勝

ヤクルトに勝利し、金本監督(左)とタッチを交わす小野(撮影・高部洋祐)
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 「ヤクルト4-5阪神」(21日、神宮球場)

 阪神は“敬遠暴投”が決勝点となって、ラッキーな形で連敗を3で止めた。

 試合は2点ビハインドの七回。1死から代打・キャンベルが四球を選んで出塁。さらに代打・伊藤隼だ。2-2から7球目。外角高めフォークに食らいつくと、右翼線を襲う二塁打となった。1死二、三塁となって、ヤクルトベンチはルーキにスイッチ。ここでまず打席に高山が立った。

 フルカウントからバットの先で引っ掛けた打球。投手の頭上を越え、二塁内野安打となった。三走・キャンベルが生還して1点差に迫ると、続く上本の打球は三遊間に。遊撃・大引が二塁に転送したが、間一髪セーフとなった。伊藤隼が同点のホームに生還。試合を振り出しに戻した。

 さらに2死二、三塁の場面で、ヤクルトベンチは福留の敬遠を指示。捕手・中村も立って大きく外したが3球目、ルーキが投げた球は、中村の頭上を越える大暴投。思わぬ形で勝ち越し点が転がり込んだ。

 3号本塁打を放った高山が開幕戦以来、今季2度目の猛打賞と活躍。九回1死満塁の大ピンチをしのいだドリスが17セーブ目だ。

 日曜日の試合はこれで7連勝。チームは今季初の4連敗&同一カード3連敗を免れ、2位・広島が敗れたためにゲーム差を2・5に広げた。貯金は再び2桁の大台に乗せ、「10」に。休養日を挟み、23日からは本拠地・甲子園に戻って巨人、DeNAとの6連戦を戦う。

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