ドラ2小野、五回途中4失点、ホロ苦デビュー「まだまだ力不足」

 「ヤクルト-阪神」(21日、神宮球場)

 プロ初登板初先発となったドラフト2位ルーキー・小野(富士大)は、4回1/3を投げて8安打4失点。83球、5三振を奪うなど見せ場もつくったが、2点のリードを許して降板となった。

 初回、山田を空振り三振に抑えるなど、3者凡退で好スタートを切ったが、続く二回だった。無死一塁でバレンティンとの対戦。3ボールからの4球目。高めに浮いた145キロ直球を狙われた。バックスクリーンに飛び込む特大弾を浴び、2点を失った。

 続く三回に高山、上本の連弾で同点に追い付いたが、直後のマウンド。先頭の坂口に対して追い込んでから8球目。内角の146キロ直球を右翼スタンドに運ばれ、すぐに勝ち越しを許してしまう。さらに五回は藤井の内野安打から、暴投が絡んで無死二塁。山田に中前適時打を浴び、4点目を失った。

 続く雄平を遊ゴロに抑えたところで、金本監督は桑原へのスイッチを選択。プロ初登板は五回途中、ホロ苦い降板に「初登板で緊張はありましたが、立ち上がり3人で打ち取ることができて、落ち着いて投げることができました。課題にしていた変化球の制球も良くなっている部分はありましたが、1軍のバッターは甘くなった球は確実に捉えてきていたので、まだまだ力不足だなと感じました」と振り返った。

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