「阪神-中日」(30日、甲子園球場)
阪神が主砲・福留の2点打で同点に追いついた。
0-2の三回。2四球と内野安打で2死満塁の好機を作ると、打席には4番・福留が入った。2ボール1ストライクからの4球目。中日の先発・ジョーダンの投じた143キロの直球を中前にはじき返した。
三走の能見、二走の上本が生還。主砲は一塁ベース上で手をたたき、気合に満ちた表情を浮かべた。
福留は「前のバッターが粘ってつないでくれたので、なんとかかえそうと思い、バットをコンパクトに出しました。タイムリーになってよかったです」と振り返った。