阪神メッセンジャー、巨人戦連敗を5で止め今季3勝目「一番良かった」

5回、中井を三振に仕留め雄叫びを上げるメッセンジャー=東京ドーム
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 「巨人1-4阪神」(21日、東京ドーム)

 阪神が序盤から試合を有利に進め、連敗を2で止めた。今季初の敵地・東京ドームでの巨人戦。好投手マイコラスを攻略し、カード初戦を勝ち取った。

 初回、1死一、二塁の好機で、4番・福留の右越え3ランで先制。五回には福留が左中間を破る二塁打でチャンスメークすると、2死満塁から北條が押し出し四球を選んで追加点を奪った。先発・メッセンジャーは8回5安打1失点(自責0)と、安定した投球を見せて3勝目。巨人戦は登板5連敗中で、昨年4月17日の白星以来、約1年ぶりの勝利に。ヒーローインタビューでは「今までの3試合と比べて一番良かった。真っすぐ中心に全部の球を低く集められた。梅野のリードにも助けられて、いいピッチングができた」と笑顔で振り返った。九回はドリスが締めて、リーグトップの8セーブ目だ。

 チームとして過去、マイコラスと7試合で対戦し、0勝4敗。奪った得点の最多は3点だった。福留の3ランなどで苦手投手を攻略。4番はこの日4安打の大暴れだ。連敗を止めて2位・巨人と肩を並べた。22日は能見が先発する予定。ベテラン左腕でカード勝ち越し、連勝を狙う。

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