糸井、6試合連続打点となる右前適時打「『絶対先制する』強い気持ちで」

 「阪神-ヤクルト」(6日、京セラドーム大阪)

 阪神は初回、糸井の右前適時打で先制した。

 まずは先頭の高山が、今季初登板のヤクルト先発・館山の初球、142キロの直球を狙った。二遊間を抜ける中前打で出塁。さらに上本も中前打で続いた。無死一、二塁で3戦連発中の糸井。フルカウントから6球目、内角低めの146キロ直球をフルスイングした。

 「打ったのはストレート。1番、2番が連打でチャンスメークしてくれたので、『絶対先制する』という強い気持ちで打ち返すことができてよかったです」

 一、二塁間を破る強烈な右前適時打で、二走・高山が悠々と本塁生還。これで開幕から6試合連続打点を記録した。日本ハム時代の12年9月18日・オリックス戦からの5試合を抜き、自己最長を更新。また糸井は開幕からここまで、驚異の得点圏打率10割を誇る。

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