ドラ1大山、夜も金本流学ぶ 猛練習の後は宿舎で動画チェック

 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 阪神のドラフト1位・大山悠輔内野手(22)=白鴎大=が3日、宿舎内の自室でも「金本理論」を学んでいることを明かした。動画投稿サイト「ユーチューブ」で一流選手のフォームをチェック。指揮官の現役時代の映像も凝視し、成長へのヒントを見つけようと努力している。

 密度の濃い練習で疲れ果てても、大山の飽くなき向上心は揺るがない。自室に戻るとスマートフォンを取り出し、その日の復習も兼ねて動画に集中。「(金本)監督だけじゃなく、いろんな選手を見て勉強しています」。気づくと、熱中している自分がそこにいた。

 1日に虎将から密着指導を受けて「試しにトップを深く取ってみたら?」と助言を受けた。この日のフリー打撃では教えを生かし、64スイングで4本の柵越え。「フェンスの手前で落ちるか、フェンスオーバーするかで全然違うので。数メートル、数センチにこだわっていきたいです」と話した。

 白鴎大の4年春は、関甲新リーグの記録を塗り替えるシーズン8本塁打。大学日本代表の4番に座り、日の丸を支えた。将来は虎の主砲を担える素材だが「今は一日、一日を必死にやって勉強しています」。まずはじっくり牙を研ぐ。見据える先は球界を代表する大打者だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス