マートンV撃猛打賞!好調止マーらん

 「中日2-8阪神」(5日、ナゴド)

 集中力を研ぎ澄ました一振りが、リズムを生んだ。阪神・マートンがチーム初安打となる適時打で決勝点をたたき出した。三回の7点奪取への流れを生み出し、自身も猛打賞の大暴れ。3連勝の立役者となった。

 三回だった。3四球で1死満塁。制球に苦しむ中日先発・浜田達が、ストライクを取りに来た外角直球を逃さなかった。「浮いてきたボールを逃さずに打てた」。ライナーが右前ではずむと、一塁上で口元を緩めた。

 四、六回にも安打を放って、ゴメスと猛打賞そろい踏み。多くの練習をともにするパートナーが復調の兆しを見せたことも喜んだ。

 「みんながいい状態を続ければ勝つ確率は高くなる。毎試合、結果が出るわけじゃない。相手はいい投手が多くて、なかなか点が取れないこともあるからね」と、“相棒”の一日も早い4番復帰を期待した。

 優勝への正念場を迎えて勢いが加速している。最近5試合で3度目の猛打賞。6月下旬まで2割前半だった打率は・295まで上昇した。規定打席到達者ではチームトップだ。「今、ボールが見えている。ボールさえ見ていればいい状態を続けられると思う」。自信を口にするほどメンタルも安定している。

 もともと、高い技術を持つ。日本球界の外国人選手は大半が力任せのスイングをする中、マートンは珍しくスイングの軌道がインサイドアウト。バットのヘッドが遅れて出てくるため、緩急にも外角へ逃げる変化球にも対応できる。

 他球団スコアラーが「日本にいる外国人選手でああいうスイングができるのはマートンぐらいでしょう。最近はボール球にも手を出さないし、一振りで仕留めている」と舌を巻くほど。虎の安打製造機に手がつけられなくなってきた。

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