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県岐阜商・高橋が虎ドラフト1位最有力

 阪神が今秋ドラフトへ向けて、県岐阜商・高橋純平投手(18)を1位指名の最有力候補に挙げていることが15日、分かった。球団幹部は「他の候補と比べても頭一つ抜けている存在」と語り、5月末から担当スカウトが密着マークを開始。チームには3年目を迎えた藤浪以下の高卒投手が皆無という現状もあり、高校生No.1右腕に照準を定めた。

 虎が追う“恋人”が固まった。最速152キロの直球だけでなく、ハイレベルな投球術を持つ県岐阜商・高橋-。球団幹部は「今年の候補の中では頭一つ、抜けている存在。本命候補には間違いない」と断言する。

 中村GMが視察した全日本大学野球選手権でも仙台大・熊原、大商大・岡田など逸材はいた。ただ将来性、投手としてのスケールという観点で比較すれば、18歳の高橋がより大きな可能性を秘めていると判断。今春のセンバツでは2試合連続2桁奪三振をマークして8強へ進出。準々決勝で浦和学院に敗れたものの、3試合で与四死球3と確かな制球力を兼ね備えていることも証明した。

 現在は練習試合で登板を重ねており、プロでもトップクラスのクイックモーションから149キロを計測するなど、投球以外の部分でも成長が見られる。落ち着いた素早いフィールディングは高校生のレベルを超えており、総合力で1位指名にふさわしい選手であることは間違いない。

 ここ数年のドラフトでは、1位に関して電鉄本社サイドの意向も反映されてきたが、現状は高橋を最有力候補にという認識で一致。5月末から担当の熊野スカウトが毎週、高橋の状態をチェックしており、13日の練習試合では佐野アマ統括スカウトらが複数体制でネット裏から視察した。

 最終決定の判断について同幹部は「どれくらいの球団が競合するかにもよる」と前置きしつつ、「もし夏も甲子園に戻ってきて活躍するようであれば、競合しても行かないといけない」。聖地を本拠地とする球団だけに、甲子園のスターを指名しない理由は見当たらない。

 チームの年齢構成を見ても、投打ともに主力は30歳台が多く、世代交代は一つの課題となっている。特に3年目を迎える藤浪以降、20歳以下の高卒投手が皆無という現状がある。日程の都合がつけば、今夏の岐阜大会を中村GMが直接視察する予定。藤浪に次ぐ次代のエースを-。岐阜の怪腕がその最有力候補にいる。

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