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和田監督、守り勝つ!聖地連勝発進や

 搭乗ゲートに向かう和田監督(撮影・棚橋慶太)
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 いざ、29年ぶりの日本一へ-。阪神・和田豊監督(52)が19日、聖地・甲子園で25日に開幕する日本シリーズに向け、地の利を生かして好発進を飾る決意を示した。ポストシーズン6戦無敗の勢いに乗り、タテジマが頂点を極める。

 午前11時前、羽田空港に現れた和田監督の体から、あふれるエネルギーが発散されていた。破竹の4連勝で宿敵・巨人を打ち破った前夜。感激に浸りながら、ホテルの自室で祝杯をあげた余韻と、頂上決戦への自信が顔からにじみ出た。

 「今、選手は負ける気がしてないと思う。あしたにでもやりたいぐらいだよ」。搭乗ゲートをくぐり、シートに身を滑り込ませた虎将の唇から、珍しく軽口がこぼれた。6戦無敗のポストシーズン。目視できない勢いさえも見えている。

 地の利を生かす。聖地・甲子園で幕を開ける日本シリーズ。本拠地のアドバンテージを背にまとい、敵を迎撃する。「もちろん。それを最大限に生かしていかないといけない」。狙うは連勝発進だ。

 戦うべき相手はまだ見えない。ただ、ソフトバンクにせよ、日本ハムであれ、戦場は甲子園に匹敵する広さを誇る。空中戦は挑めない。1点を奪い、守り勝つ野球の体現を目指す。

 「東京ドームでやってきたような野球はできないと思う。ファーストステージのように守り勝つ野球になってくると思う」。安定感抜群の投手力を屋台骨にして、失点を最小限に食い止める。その先に白星が待っている。

 開戦まで1週間弱の調整期間がある。相次ぐ激戦で疲弊した体を癒やしつつ、上昇気流に乗った打線の勢いを保持する。いかに最高潮の状態で初戦に臨めるかに力点を置き、勝利をたぐり寄せるための知恵を絞る。

 「また少しだけ期間が空くし、そこが大事になってくる。相手はまだ決まってないけど、バッターによって配球も変わってくる。これからしっかりと研究していきたい」。先に勝ち上がった利点を生かし、敵軍の解剖にも時間を割く。

 失うもののない強みが今のタテジマを支える一因。選手が必死に奪い取った日本一になる権利。必ずや実を結ばせる。向かうところ敵なし。ジェット気流をつかまえた猛虎が、29年ぶりの頂点を極める。

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