岩田快投で9勝目 巨人に再び0・5差

 「阪神3‐1中日」(20日、京セラ)

 さあ今度こそ、今季5度目の挑戦で今季初の首位取りだ。2位の阪神が中日を下して3連勝。今季最多タイの貯金9とし、首位巨人に再び0・5ゲーム差に迫った。先発の岩田稔投手(30)が7回を1失点と好投、自身の連敗を3で止め、9勝目を挙げた。

 まさかの光景に目を疑った。ベンチの岩田は興奮気味に立ち上がり、激しく手を叩いて喜びを表現した。満面の笑みで隣りのゴメスとハイタッチ、新井良らチームメートとグータッチを繰り返した。

「どういう形であれ点が入るのはうれしいことなので。必ず点を取ってくれると思っていたので良かったです」

 奇跡は七回2死満塁から起こった。上本が放った左中間への飛球を中堅・大島が左翼手と交錯して落球。攻撃で代打を送られ、祈るように戦況を見つめていた岩田に9勝目が転がり込んできた。

 威力を取り戻した直球が、負の連鎖を断ち切った。二回、1死満塁のピンチ。「反対方向を狙ってきているのは分かっていたので、右打ちに負けないように投げました」。右打者の三ツ俣に外角低め142キロを投げきり、遊ゴロ併殺打に。連敗中の過去3試合はスライダー、カーブなど変化球を逆方向に狙われたため、梅野と相談し、配球を変えて臨んだ。直球でファウルを打たせてカウントを稼ぐ。新しいスタイルで、中日打線を手玉に取った。

 「(配球は)バッターの反応を見ながら。自分は低めで勝負するピッチャーなので。何とか打たせてアウトを取ろうと思いました」

 13日の巨人戦で5回4失点。自身3連敗となり、「もう終わったこと」とその夜に伸ばしていたヒゲをきれいさっぱり剃(そ)った。気持ちを切り替えて、翌日の練習から中西、山口両投手コーチと投球フォームの修正に取り組んだ。

 横振りになっていた腕の振りを縦振りに修正。「今日の感じは良かったと思う。続けていきたいです」と手応えを口にした。

 シーズンの勝負どころでの左腕の復活は心強い限り。和田監督は「一発は食らったけどそれ以外はテンポがいいし、球のキレも戻ってきた印象だ」と手放しで褒めた。

 7回1失点。規定投球回に達し、防御率2・57はリーグトップ。次戦は27日の巨人戦に向かう。「前やられたので借りを返せるように頑張りたいです」。自身6年ぶりの2桁勝利は伝統の一戦で決める。

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