岩田6勝!抜群安定力自責0&先制打

 「阪神3-1広島」(8日、甲子園)

 うだるような暑さも、執拗(しつよう)な広島打線も、左腕が一蹴した。前半戦最大のヤマ場の9連戦。阪神・岩田が初戦を見事に取り、チームは最高のスタートを切った。

 「意識はしていなかったけど、自分が頑張ることでそういうことになる」

 藤浪に代わり任された先陣の役目。通算で3勝9敗と苦手な打線に加えて、「難敵」との戦いに苦しんだ。

 湿度90%の蒸し暑さに「むちゃくちゃしんどかった」。初回1死三塁から丸、エルドレッドを打ち取り、ピンチを脱する。四回までは味方の失策による1失点のみ。だが、球数は86球に達していた。

 二回には自らのバットで先制点を挙げて、本職では粘りの投球。ギリギリのところで我慢を続けると、梅野の援護弾には手を3度たたいて喜びを表現した。

 「急にすっきりした」という五回以降の3イニングは完全投球。反撃の糸口すら与えなかった。七回に代打を送られて、7回自責点0で役目を終えた。

 大事な初戦を託した和田監督。「自信を持って投げていた」と期待に応えた左腕をたたえた。メッセンジャーに並ぶ虎投トップの6勝目。規定投球回数には満たないものの防御率は1・95。トップの巨人・菅野をもしのぐ安定感だ。チームを6連勝に導き、上位追撃へさらなる勢いを与えた。重責をはねのけた功績は、1勝以上の価値がある。

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