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梅野が正捕手!守備急成長で首脳陣指名

 阪神がドラフト4位ルーキー・梅野隆太郎捕手(22)=福岡大=を主戦捕手として起用していく方針であることが5日、明らかになった。直近3試合はスタメンマスクをかぶっており、急成長を遂げている守備力を首脳陣は評価。先発投手との相性を考慮しつつも、残り88試合、梅野を司令塔に据えて戦っていく。

 実力でつかんだチャンスと言っていい。将来性という要素を抜きにしても、梅野が主戦捕手を務めることに何ら違和感はない。藤井、鶴岡のベテラン勢が故障で離脱する中、首脳陣はルーキーを司令塔として起用していく方針を固めた。

 象徴的だったゲームが4日の楽天戦。藤浪が前回登板で清水と組み、約1カ月ぶりの白星をマークしたにもかかわらず、梅野と初バッテリーを組ませた。この起用について黒田ヘッドコーチは「これから正捕手として使って行くやんか」と説明。主戦捕手として起用するには、ローテの軸になる投手と早い段階でコンビを組ませる方が得策だ。

 これまでメッセンジャー、岩田らとコンビを組んでも安定したプレーぶりを見せてきた梅野。入団当初はパワフルな打撃よりも守備面が大きな課題とされてきた。だが春季キャンプ中から山田バッテリーコーチがつきっきりでキャッチングを徹底指導。スローイングについてもキャンプ時よりも柔らかく肘が使えるようになり、スローイングスピードも飛躍的に向上した。

 盗塁阻止率は・300をマークしており、4割を超えれば一流捕手と称されるプロ野球界で、1年目の数字としては申し分ない。ここ数試合、相手走者が積極的にスタートを切ってくるケースが少ないのも、梅野のスローイングを相手も警戒している証拠だ。リード面はまだまだ経験が必要だが、ある程度、ベンチからの指示で補える部分がある。

 「捕る方が良くなっているし、投げる方も良くなったからな。最近はちょっと打撃で悩んでいるけども」と語った黒田ヘッドコーチ。能見ら先発投手との相性も考慮していくが、軸として起用していくのは梅野になる。

 1970年以降、阪神の新人捕手が先発マスクをかぶった試合は85年・嶋田宗の14試合が最多。すでに9試合で先発出場している梅野が超えるのは確実だ。69年の田淵は81試合にスタメン出場。結果を残せば、その頂も視界に入ってくる。

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