和田監督ハマった今季初の2番・今成

 「交流戦、阪神2-0ロッテ」(27日、甲子園)

 2連戦が続く交流戦で、連敗は許されない。阪神・和田監督が打った勝負の一手は、今季初めて2番・今成を配す打線の組み替えだった。

 「クリーンアップの前に何とか走者を出したいという中で、誰が塁に出るかということもね。きょうに関しては今成でいってみようということです」

 開幕から1試合をのぞき2番を務めた大和が、5月に入り極度の不振。「(大和が)状態が上がってくれば、足を使った攻撃もできる。そこまでは…」と得点力に重点を置き、大和を9番に据えるオーダーで臨んだ。

 ロッテ・涌井の好投もあったが七回には上本、今成の連打で2死から好機をつくる場面も。将は最善を尽くしながら、目の前の勝負に力を注いでいく。

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