4番ゴメス初OP戦でまた内野安打

 「オープン戦、ロッテ3‐4阪神」(19日、QVC)

 阪神の新外国人・ゴメスが「4番・一塁」で2日連続で実戦に出場した。三塁内野安打を放って3打数1安打。10日を切った28日の開幕まで数多くの打席に立ち、実戦勘を取り戻す。

 「きょうはカウント3‐2までいって、たくさんのボールを見られたのはよかった」。満足そうな表情で初のオープン戦出場を振り返ったが、課題は浮き彫りとなった。

 二、四回の打席では4度のファウルを打つなど打ち損じが目立った。六回無死の内野安打はバットを折られてのもの。直後に代走を送られると、三塁ベンチでオマリー打撃コーチ補佐と打撃について話し合った。「まだタイミングを取れていない。ミスショットもあったし、たくさん打席に立って慣れたい」。新4番候補はまだ助走中だ。

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