遼馬にメス 投球フォームを微調整

 「阪神春季キャンプ」(11日、宜野座)

 松田遼馬投手(20)が15日の紅白戦(宜野座)で実戦に初登板することが11日、分かった。練習では中西投手コーチの指導を受けてフォームを微調整し、準備を整えた。

 2年連続の宜野座スタートとなった今年は、キャンプインからブルペン入りを重ねてきた。第2クール初日の7日はフリー打撃に初登板。緒方と西田に対して48球を投じ、「ボールの強さは8割くらい」と実戦へ向けて順調に進んでいることを口にしていた。

 この日は、ブルペンで49球を投げた。投球後に中西コーチ、藤井と話し込むと、室内練習場に移動。同コーチが「上体の使い方がしっくりきていなかった」と投球フォームに“メス”を入れた。

 松田は左腕の使い方など指導を受けて、鏡の前で30分間、シャドーピッチングを繰り返した。「(始動後に)左手が(内側に)入ってしまうので。最初のグラブの位置とかを教えてもらいました。腕が出て来るのが遅れているんじゃないか、ということだった」と目前に迫った実戦登板へ向けて、修正に余念がなかった。

 8日に20歳を迎えたばかりの3年目右腕。セットアッパー奪取へ向けて、いよいよギアを上げる。

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