掛布ロードや!若虎OP戦起用プラン

 阪神・平田勝男2軍監督(54)が22日、自主トレ視察のため鳴尾浜を訪れ、3月上旬のオープン戦に、若手選手が抜てきされるプランがあることを明かした。高卒1年目のオープン戦で18打数8安打と結果を残した掛布雅之DC(58)を例に挙げ、「チャンスを生かして開幕1軍を目指してほしい」と力を込めた。

 お決まりの散歩コースを軽やかな足取りで進んだ。鳴尾浜を襲った強烈な寒波も関係ない。若手を語る平田2軍監督の口調は次第に熱を帯びていった。

 「キャンプをしっかりやったら、必ずチャンスはあるよ。掛布さんもチャンスをもらった試合で4打数4安打、打ったんだから」

 今年も若手選手には1軍首脳陣へアピールする場が設けられるという。最大のチャンスはベテラン・主力選手がまだ調整段階の3月上旬のオープン戦だ。

 掛布DCは高卒1年目のオープン戦で18打数8安打と結果を残し、レギュラー奪取への足がかりをつかんだ。平田2軍監督は春季キャンプで同DCの指導を受ける若手にも、“掛布ロード”の再現を期待する。

 「去年と顔つきが全然、違うよ。動きを見ていても分かるよ」。この日も鳴尾浜では、強化指定選手の中谷、一二三、西田、北條が練習に励んだ。もちろんルーキー横田にも抜てきの可能性はある。この中から1人でも多く1軍の舞台を踏んでほしい‐。平田2軍監督の切なる願いだ。

 「1軍の試合に出ることが一番成長につながるんだ。あの緊張感の中でやらないと」。たとえオープン戦でも1軍の試合に出場することがレベルアップにつながる。だからこそ安芸でも鬼と化す。

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