榎田スパルタ強化の秋 しっかり投げ込む

 阪神・榎田大樹投手(27)が15日、甲子園クラブハウスを訪れ、今季は昨オフに手術した左肘に不安を抱えていたことを明かした。来季に向けて、秋季練習から投げ込みを行い、スパルタ方式で鍛えていく方針だ。

 開幕当初は巨人打線を完ぺきに封じるなど、先発ローテの軸になりつつあったが、徐々に左肘の不安が増していった。違和感で出場選手登録を抹消されるケースもあり、「正直、プロ入り直後と手術した後では感覚が違った。もう一度、入ってきたときの状態に戻したい」と言う。

 その手段が肘にメスを入れた選手にとって、過酷とも言える投げ込みだ。「秋季練習とキャンプで投げ込んでいけたら」とあえて肩、肘に負担をかけて強くする。「しっかり投げ込んだ方が課題も見つかるし、12月にリハビリもある」と力を込める。

 プロ入り時の状態に戻して、来年2月のキャンプを迎えるために‐。榎田は左腕を振り続ける。

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