福留復活マルチ!CSへ5番は任せた

 「DeNA7-5阪神」(8日、横浜)

 5番は任せろ‐。期待を抱かせる鋭い打球を連発した。阪神・福留が32打席ぶりの適時打を含むマルチ安打。負傷、不振を乗り越え、今季最終戦でCSへ向けて復調への兆しを見せた。

 三回2死一、三塁。三嶋の外角への145キロをライナーで左中間へはじき返した。ダイビングキャッチを試みた赤堀の横を抜ける適時二塁打。9月22日のヤクルト戦以来のタイムリーに「前回(5日の巨人戦で)レフトにフライを打った時から感じとしてはよかった。久々につかまったね」。

 八回無死は藤江の直球を中堅後方へライナーで打ち返し、背走した荒波のグラブをはじく二塁打。「あそこに強く打てるのは少しずつ状態はよくなっているのかな」。9月14日のヤクルト戦以来のマルチ安打で、確かな手応えをつかんだ。

 8月28日の巨人戦で左ふくらはぎを負傷。以降は状態を見ながらの出場を続けた。10月からはフリー打撃で始動後のバットの上下動を少なくしたフォームでスイング。関川打撃コーチは「いい時とバットの出る角度が違っていた。下がっていた左肩をスクエアに戻すため」。試行錯誤を続け、状態を上げてきた。

 12日からはCSファーストSが始まる。3番・鳥谷、4番・マートンはともに打率3割を超えており、その後を打つ打者は打線の課題だ。和田監督は「きょうのゲームで一番の収穫だね。明るい材料だった。やっと振れてきた。福留らしい打撃ができた」と5番候補の快音に目を細めた。

 「これから大切な試合が待っている。状態をキープしながら上げていきたい」と背番号8。今季は左膝の手術など相次ぐ負傷に悩まされてきた男が、最後の最後で大一番に間に合わせた。

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