和田監督超攻撃的オーダー「2番今成」

 攻撃型打線でエース左腕を斬る!阪神・和田豊監督(50)は26日、首位・巨人との3連戦を前に初戦の重要性を説いた。相手先発の内海哲也投手(31)に対し、あえて左の今成亮太捕手(25)を加えた攻撃型打線を検討。初戦を制した勢いで、一気の3連戦3連勝を狙う。

 鬼門・ナゴヤドームでの5年ぶり勝ち越しを決め、意気揚々と乗り込んだ東京の地。神宮室内での練習を終え、指揮官も「チームは今、非常にバランスの取れた状態。いい勝負ができる」と巨人との直接対決へ、自信のほどを口にした。

 この先は試合内容ではない。「結果がすべての勝負になる」と和田監督。首位と5差。「まずは初戦。そして3つ取りにいきたい」と、この勢いを生かして巨人との差を一気に詰めたい考えだ。

 そのために、攻撃型の布陣も視野に入れる。初戦先発の内海は、左腕ながら右打者への被打率・237と比べ、左打者には被打率・314と打たれているデータがある。これに和田監督は「右とか左ではなく、状態のいい選手をと思っている」と明かした。

 ポイントは今成の起用だ。黒田ヘッドは「明日になってのお楽しみ」と、25日の中日戦で敢行した2番・今成の攻撃型布陣を、内海に対してぶつけることに含みを持たせた。「ここから真価が問われる」と和田監督。猛虎が総力戦で宿敵打倒に挑む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス