阪神・新井良太内野手（２９）が１０日、出場選手登録を抹消された。同内野手は、９日のロッテ戦（甲子園）で４打数無安打、２三振に終わるなど、直近の１０試合で３４打数４安打と打撃が下降線をたどっていた。

　「ちょっと調子を落としてるからな。下でしっかり打ち込んで、早く調子を取り戻してもらうための措置。交流戦が終わったら、戻ってきてもらうよ」と黒田ヘッドコーチは、２１日からのＤｅＮＡ戦での１軍復帰を視野に入れた抹消であることを示唆した。

　また同日、鶴直人投手（２６）も出場選手登録を抹消され、代わって野原将志内野手（２５）と、黒瀬春樹内野手（２８）が昇格する。

　開幕４番を務めた新井良の抹消に伴い、空白となる先発三塁について黒田ヘッドコーチは「将志（野原）や坂を考えてる」と話し、相手投手の左右によって使い分ける方針を示した。