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西岡が猛ダイブ 鳥谷「さすがメジャー」

 「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)

 阪神の西岡剛内野手(28)と福留孝介外野手(35)が1日、新天地でのキャンプをスタートさせた。西岡は午前中のシートノックで、いきなりダイビングキャッチを試みるなど、気合十分。チームを“変えられる”可能性を感じさせた。一方の福留は、西岡とは対照的に、ベテランらしいスローテンポのマイペース調整で無難に滑り出した。

 球場の空気とチームの雰囲気が一瞬で変わった。午前中に行われたシートノック。二塁守備に就いた西岡への2球目、久慈内野守備走塁コーチの放った打球が一、二塁間の最深部へ転がった。

 普通は一塁手が処理する打球。それを西岡は敢然と追いかけた。芝生に足が乗ったところで、ボールめがけて突然のダイブ。捕球できなかったが、直後に新井良が「そういうのを見たかった!」と大声を飛ばし、遊撃の鳥谷も「さすがメジャー!」と賛辞をかぶせた。

 あいさつ代わりの…という一言では表現できない、公式戦本番のようなナイストライ。インパクト十分のプレー。観客席のあちこちで、ファンから驚きの声が漏れた。

 苦笑いで起き上がった本人は「久慈さんがああいう打球を打ったので、飛び込めというメッセージかなと思った」。だが真相は「久々だったし」と明かした同コーチのミスショットだった。

 それでも「ああいうプレーは彼の内野手としての本質。あきらめないというか、サヨナラのゲームでああいう打球に飛びつくか否かでチームの空気も変わるし、投手も救われる」と久慈コーチ。このワンプレーを機に内野手が活気づいた。練習のリズムが良くなり、午前のメニューを約20分も早く消化した。

 西岡は弱いゴロを素手で捕球したり、捕球後1回転して一塁へ転送するなどアクロバティックなプレーも披露。「09年からずっと体幹トレーニングを続けてきた。外から見てもらったら分かりやすいと思うし、スムーズに動けている」。オフの自主トレの成果に手応えをつかんでいる。

 ランニングでは鳥谷と一緒に先頭を走って声を張り上げた。「鳥谷さんの手伝いになるなら」とキャプテンをサポートしていく方針だ。和田監督も「西岡は野球の声を持っている選手」と評した。初日からアーリーワークを含む6時間のメニューを消化。「疲れた。今後はヤジられたらヤジり返します!」。期待の背番号7は、早くも全開でチームにとけ込んだ。

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