大相撲の大関琴奨菊が31日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で2016年の稽古を納めた。初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした1年を「いい一年。初めて経験したこともあるし、頑張ったらいいことがあるんだと思えた」と笑顔で振り返った。
16年を表現する漢字として「望」を挙げた。「全てのことはつながっていく。信じてやることをやれば夢や希望はつながる」と新年を見据えた上で選んだ。17年4月には第1子となる男児が誕生する予定で「うれしいね。パパとして自覚を持って変わらないといけない時」と待ち遠しそうだ。
初場所(1月8日初日・両国国技館)は7度目のかど番。