琴奨菊 来年4月第1子予定 かど番脱出へ大きな励みに

 大相撲の大関琴奨菊(32)が27日、初場所(来年1月8日初日・両国国技館)へ向け、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で始動した。

 九州場所で負け越し、7度目のかど番。「緩くて踏み込めない」と稽古を中断して左膝にテーピングを施すなど、満身創痍(そうい)ながら表情は明るく、前向きだ。その原動力を「来年4月下旬に生まれる。男の子みたいで。何でも頑張れる」と笑顔で明かした。

 初優勝を果たし、日本出身力士として10年ぶりに賜杯を抱いたのが今年の初場所。直後に祐未さんと結婚披露宴を挙げ、日本中が祝福ムードに包まれた。あれから1年。厳しい闘いが続く。

 「うれしいこと、悔しいことがいっぱいあったが、いい年だった」。初場所は自分の相撲を貫きつつ、取り口の幅を広げたり、準備の仕方も変えたりと、新たな試みを重ねて挑む。「いかに多くの発見ができるか、楽しみだ」と声を弾ませた。

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