先場所を制した横綱鶴竜は26日、東京都墨田区の井筒部屋で記者会見し「自然体であまり気張らず、一番一番取る。流れをつかめばいい結果が出る」と自身初の2連覇へ静かに意気込んだ。
腰や肩の故障で苦しんできたが、一年納めの九州場所で賜杯を抱いて面目を保った。7場所ぶりに東の正位に座り「新たな気持ちで臨める。来年はけがをせず、1年間を通して土俵に上がりたい」と笑みを浮かべた。
所属する時津風一門で正代が新関脇となり、人気の遠藤も新たに一門へ加入。「何よりも関取衆が増えるのがいい。連合稽古もやれればね」と話す。年内は29日まで、年明けは1月2日から始動するという。