照ノ富士が右膝負傷で休場ピンチ

 「大相撲秋場所・13日目」(25日、両国国技館)

 大関照ノ富士が、大関稀勢の里に寄り倒されて連敗した際に右膝を負傷。14日目からの出場が危ぶまれるピンチに追い込まれた。横綱鶴竜は大関豪栄道を寄り切って2敗を守り、照ノ富士に並んだ。2人を3敗で追うのは、稀勢の里と平幕の勢の2人になった。

 照ノ富士が崩れ落ちた。稀勢の里に左四つに組み止められ、左からの下手投げで振ろうとした瞬間に右膝が入り、腰くだけのような格好で、背中から土俵にばったり。表情をゆがめながら何とか立ち上がった。

 本来は負け残りで東土俵下に控えるべきところだが、右足を引きずりながら花道を下がった。若者頭が用意した車イスを断り、付け人の肩を借りて支度部屋に戻った。

 風呂場では「あ~、ミスった」と声を上げた。マゲを直す間、報道陣からの問いかけにも「ケガは右膝?はい。音がした?しましたね」とつぶやくだけ。すぐに、館内にある相撲診療所に向かった。

 臼田修二所長によると、レントゲン検査では患部に所見は見当たらないものの、強い痛みを訴えているという。「骨に異常はなく、じん帯を痛めている可能性が高い。冷やしているが、ひと晩経過すると腫れることがある」(同所長)。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は豪栄道と対戦する14日目の出場について、当日朝の状況を見て判断する意向を示した。

 北の湖理事長(元横綱)は「根性があるからね。出てくるのではないか」と語った。優勝のチャンスから一転して休場のピンチ。照ノ富士は、この試練を乗り越えられるか。

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