豪栄道 連続関脇から“卒業”なるか

 「大相撲名古屋場所」(13日初日、愛知県体育館)

 豪栄道が魁皇を抜き、昭和以降単独トップの14場所連続関脇として土俵に上がる。大関に最も近い地位を2年以上も維持することは立派だが、足踏みを続けている裏返しでもある。28歳の実力者は「決して満足してはいけない」と定位置からの卒業に燃えている。

 13場所中に2桁勝利を4度挙げながらいずれも単発で、相手を簡単に引く癖が大関への道を妨げている。4日は愛知県扶桑町の境川部屋で幕内妙義龍や豊響らと29番こなし、一度も引かずに27勝2敗と圧倒。「普段の場所前より番数が多い。20代前半の力士のような稽古をしている」と手応え十分だ。

 師匠の境川親方(元小結両国)は「今はモンゴル人の3横綱に稀勢の里が孤軍奮闘している状態だ。同じ日本人力士として続いてほしい。いつまでも若いわけじゃないんだから」と発奮を求めた。

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