鶴竜に貴親方合格点 雲竜型土俵入り指導

 大相撲の第71代横綱に昇進した鶴竜(28)=井筒部屋=が27日、大阪市内の部屋で、貴乃花親方(元横綱)から雲竜型土俵入りの指導を受けた。これに先だって時津風一門の力士総出で綱打ちを完了。長さ4メートル、重さ6・2キロの綱を締めた新横綱は28日、太刀持ちに勢、露払いに鏡桜を従え、明治神宮奉納土俵入りに臨む。

 優勝22回の大横綱から一門の枠を超えた手取り足取りの指導を受けた。最初は失敗もあった鶴竜だが「手をたたく時は胸を張って」「せりあがりの足を閉じたり開いたりはゆっくりと」などと的確な指摘を受けて即座に上達。約22分間の“稽古”後は同親方に「のみ込みがいい。さすがです。明日は『よいしょ』のかけ声に匹敵する土俵入りを」と合格点をもらった。

 鶴竜はこれを聞くと穏やかな笑みを見せ「(指導は)ありがたいこと。見ていたよりは難しかったが、綱をつける実感が湧いた。明日はしっかり間違えないようにしたい」と武者震いした。

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