日馬、法大大学院に合格 4月入学

 「大相撲春場所・11日目」(19日、ボディメーカーコロシアム)

 日馬富士が、法大大学院の政策創造研究科に合格したことが19日までに分かった。本人と大学側が明らかにした。日本相撲協会広報部は、過去に現役横綱が大学院に合格したという事例は残っていないとしている。

 政策創造研究科は平日の夜間と土曜が授業時間帯で、仕事と学業の両立が図れる。日馬富士は4月から経済学などを学ぶという。

 土俵では厳しい相撲で全勝を守った。稀勢の里に敗れると、横綱が大関以下の同じ力士に6連敗するところだった。千代の富士が隆の里に7連敗して以来の恥ずべき記録を止めた。

 「あいつに負けるのは、そんなに悔しくないんだよ。僕より努力している。僕も頑張らなくちゃ、と思う」。何度も顔面を張り、相手が出たところを最後にはたいた。激しい取り口で「電気が走った」という右肘を押さえ、湿布を貼った。

 12日目までの全勝は過去6度あり、全て賜杯に結び付けている。データ上で節目の日は鶴竜とぶつかる。「(鶴竜が)横綱になるどうのこうのより、僕は自分の相撲を取る」と意気込んだ。

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