「大相撲初場所・4日目」(15日、両国国技館)
綱とりの大関稀勢の里は、隠岐の海を寄り切って3勝1敗とした。
稀勢の里が今場所初めて盤石の相撲を見せた。長身の隠岐の海を左四つに組み止め、右上手を引くと、落ち着いて寄り切った。「相手はフトコロが深いからじっくりいきました」と分析した。
地元茨城県の後援会がオレンジ色のはっぴ姿で熱烈応援した。「ああいう色だから分かりますよ。いつもありがたいことです」。3連勝で、5日目の相手は過去5戦全勝と得意にする碧山だが「まだまだこれからです」‐。そろそろギアチェンジといきたい。