年末恒例の餅つきが28日、東京都墨田区の八角部屋で行われ、師匠の八角親方(元横綱北勝海)は、「来年は隠岐の海を大関に上げることと、ひとりでも関取を増やすこと」と来年の目標を掲げた。
隠岐の海は夏場所と九州場所で小結を経験。今年は地力をつけた。師匠の言葉を聞き、「来年は大関昇進の足がかりにしたい。まずは三役で勝ち越し」と誓った。
東京都墨田区の九重部屋でも餅つきが行われ、網膜剥離の手術後の九州場所で11勝を挙げて技能賞を獲得した千代大龍は、「けがをしないこと。目標は勝ち越しです」と控えめに語った。初場所は新三役昇進も視野に入れて戦う。