香港デモ指導者に懲役10年 国安法裁判、黄之鋒氏
【香港共同】香港の高等法院(高裁)は5日、一審で香港国家安全維持法(国安法)違反の罪が決まった民主活動家、黄之鋒氏(30)=別の国安法事件で服役中=に懲役10年の実刑を言い渡した。黄氏は2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」の学生リーダーの一人。黄氏は今年9月の公判で国安法の「外国勢力との結託による国家安全危害共謀」の罪を認めていた。
同罪の法定刑は懲役3年以上10年以下で、罪状が重い場合は最高で終身刑。検察側によると、黄氏は20年7~11月、国安法施行直前に亡命した民主活動家の羅冠聡氏(33)=指名手配中=らと共謀し、香港や中国に対して制裁や敵対的な行動を取るよう外国に呼びかけた。
黄氏は無許可集会扇動などの罪で20年11月から収監されており、24年11月には国安法の国家政権転覆共謀罪で懲役4年8月の判決を受けた。
