スペインで列車事故、30人死亡 高速鉄道が追突、斜面転落

 28日、スペイン・ウルダで起きた列車事故の現場(スペイン治安当局提供・ロイター=共同)
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 【パリ共同=平野雄吾】スペイン中部トレド県ウルダで28日、高速鉄道の列車が停車中の別の列車に追突する事故があり、政府関係者によると、少なくとも30人が死亡した。スペイン紙パイスが伝えた。少なくとも2両が線路脇の斜面に転落。救急隊が救助活動を急いでいる。負傷者が80人以上おり、政府は死者がさらに増える可能性があるとみている。

 地元メディアによると、政府関係者は人為的なミスの可能性があるとの見方を示した。内務省は地元州政府の要請に応じ、緊急事態に対処する軍部隊の派遣を決めた。

 日本外務省関係者は28日、現時点で邦人被害の情報はないと明らかにした。在スペイン日本大使館が現地当局からの情報収集を続けている。

 事故は午前9時ごろに発生。追突したのは首都マドリードを出発し、南部セビリアに向かっていた国営鉄道レンフェの高速列車で、線路上に停車していた民間鉄道イリョの列車に後方から衝突した。両列車には計540人以上の乗客がいた。

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