ロシア「中高生」の軍事訓練増 「祖国の安全と防衛の基礎」

 【モスクワ共同】ロシアのクラフツォフ教育相は、9月の新学期から学校の8~11年生(日本の中学2年生~高校2年生に相当)を対象に初等軍事訓練の時間を増やしたと明らかにした。国営ロシア通信が13日報じた。

 「祖国の安全と防衛の基礎」と呼ばれる教科の枠内で実施する訓練で、生徒らは応急処置の技能や、避難指示が発令された際の対応などを学ぶという。クラフツォフ氏によると、これまで訓練に割く時間は20%だったが、9月から50%に増やし、8年生からの計4年間で68時間を割り当てることになった。

 初等軍事訓練はソ連の学校で実施されていたが、タス通信によると、ソ連崩壊前の1990年に事実上廃止された。2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始を背景に23年9月の新学期から復活し、元軍人らの下で自動小銃の組み立て方や使用法なども指導している。

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