米大統領、AI規制議論けん制 開発で「中国をリード」
【ワシントン共同】生成人工知能(AI)を巡って制御不能や悪用への懸念が広がる中、トランプ米大統領は13日、AIのリスクを過度に強調する「悲観的な勢力」がいるとして、開発規制を巡る議論の過熱をけん制した。中国との競争で優位性を維持し続ける必要性を訴え「AI競争に勝った者が勝者になる」と述べた。訪問先のアイルランドで記者団に答えた。
トランプ氏は「起こらないこと」が問題視されているとし、安全性への懸念に否定的な考えを示した。「安全対策を講じることもできる」とも指摘した。
一方、生成AI「クロード」を開発する米アンソロピックを退職した研究者ジェーコブ・コクソン氏は13日、NBCテレビのインタビューで、AIの能力は今後半年から1年で「恐ろしいレベル」に達すると指摘。「人間並みか、人間を超えるレベルの知性を生み出している」と危機感を示した。
AIがハッキングや新たな生物兵器をつくり出すために超人的な能力を獲得する恐れがあるとし、規制で国際的な連携が急務だと訴えた。
