土石流犠牲者か、印25遺体 ネパール下流、捜索困難に
【カトマンズ、ニューデリー共同】大規模な土石流と洪水が起きたネパールと国境を接するインド北部ウッタルプラデシュ州の川で25人の遺体が見つかったことが11日、共同通信の取材で分かった。土石流の犠牲者が流され、下流のインドに達した可能性がある。ネパール側の行方不明者は5千人以上。遺体が国境を越えて流されていれば捜索はさらに困難になる。
ウッタルプラデシュ州の地区行政事務所によると、ネパールと中国の国境付近で土石流が発生した8月26日以降、川のせき付近に流れ着いた遺体が相次いで確認された。この川はネパール中部で甚大な被害が出たトリシュリ川の下流に当たる。
インド当局は今月3日、遺体のうち18体をネパール警察に引き渡した。衣類を身に着けていない遺体もあったという。
10日時点のネパール側の死者は1377人で、インドから引き渡された18人も含まれている。行方不明者は大阪の日本人家族5人を含む5130人に上る。中国側は死者43人、不明者519人。
