アイスランド捕鯨禁止か 来年2月法案提出の方針
【ロンドン共同】ロイター通信は10日、アイスランド政府が来年2月に捕鯨を恒久的に禁止する法案を提出する方針だと報じた。議会は連立与党が過半数を占めており、法案が提出された場合、可決される公算が大きい。禁止されれば商業捕鯨を続ける国は日本とノルウェーの2カ国のみとなる。
商業捕鯨には、欧米を中心に反対する国が多い。国際捕鯨委員会(IWC)は1982年に商業捕鯨の一時停止を決定。日本は2019年にIWCを脱退し、同年から商業捕鯨を再開している。
日本は長年アイスランドから鯨肉を断続的に輸入してきた。財務省貿易統計によると23年が最後で、約2500トンを輸入した。
捕鯨や鯨肉の流通を手がける共同船舶(東京)の所英樹社長は9月上旬共同通信の取材に、23年に輸入したアイスランド産鯨肉の冷凍在庫が残っており、直ちに供給量不足に陥ることはないと説明している。
アイスランドの商業捕鯨もIWCの決定に伴い一時停止したが、06年に再開した。
