北朝鮮が国防相を交代、更迭か 軍の汚職事件で問責の可能性

 朝鮮労働党の中央軍事委員会に臨む北朝鮮の金正恩党総書記(奥中央)=29日、平壌(朝鮮中央通信=共同)
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 【北京共同】北朝鮮メディアは30日、朝鮮労働党の中央軍事委員会が29日に会議を開き、努光鉄国防相を解任して後任に金成基軍総政治局長を任命したと報じた。努氏は党の中央指導機関から離れ、軍需工業部の第1副部長に降格した。更迭されたとみられる。最近発覚した軍の汚職事件を巡り、担当閣僚として責任を問われた可能性がある。

 金正恩朝鮮労働党総書記は7月、軍総政治局の前組織副局長による「特大型汚職」を厳しく糾弾し、規律の徹底順守を求めていた。北朝鮮に詳しい外交筋は、金成基氏は不正のあった軍政治局のトップに2月に就任しており、その後に汚職を適切に処理したことが国防相への昇格につながったとの見方を示した。北朝鮮メディアは交代の詳しい経緯を報じていない。

 29日の会議には金正恩氏が出席し、国防省の活動への評価と今後の組織再編を議題とした。

 人事では、2月以降に一線から退きつつあった朴正天国防省顧問を党の軍事分野の要職である中央軍事委副委員長のほか、中央委員、政治局員に選任した。いずれの役職も再登板となる。

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