駅で列車追突15人死亡 ジャカルタ近郊、88人負傷
【ジャカルタ共同】インドネシアの首都ジャカルタ近郊の東ブカシ駅で27日夜、停車中だった通勤電車に長距離列車が追突し、国営鉄道は28日、15人が死亡し、88人が負傷したと発表した。
通勤電車の最後尾の女性専用車両は列車がめり込み大破。取り残された乗客の救出活動は夜通し続いた。長距離列車の乗客240人は全員無事だという。日本大使館によると、日本人が被害に遭ったとの情報はない。
地元メディアが報じた通勤電車の車両形式番号によると、東京メトロで使われていた日本の中古車両だとみられる。
国鉄によると、事故前に別の通勤電車が、駅近くの踏切で線路内に入った車と接触事故を起こしており、鉄道システムに障害を引き起こした可能性がある。
インドネシアでは遮断機がない踏切が多い。プラボウォ大統領は28日「線路をまたぐ橋の建設などを急ぐ」と述べた。同日病院を訪問し負傷者を見舞い、犠牲者について「心からお悔やみを申し上げる」と悼んだ。
インドネシアでは2010年にも列車が停車中の列車に追突し、30人を超える乗客らが死亡した。
