米ロ首脳ら、破壊や抑圧で征服 アムネスティ報告書で非難

 【ロンドン共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは21日、世界の人権状況をまとめた年次報告書を発表した。他国への侵攻や攻撃を続けるトランプ米大統領やロシアのプーチン大統領、イスラエルのネタニヤフ首相を名指しし「大規模な破壊や抑圧、暴力によって、経済的や政治的な支配のために征服行為に及んだ」と非難した。

 同団体のカラマール事務総長は20日、ロンドンで記者会見し、欧州諸国など大多数の政府が、米国など「捕食者」との対立を避け、迎合してきたと批判。米イスラエルによるイランへの攻撃は「無法状態に陥った結果だ」とし「世界を巻き込み甚大かつ長期的な被害をもたらす恐れがある」と危機感を示した。

 報告書は、イスラエルがパレスチナ自治区ガザで「ジェノサイド(集団殺害)」を続け、ロシアは侵攻しているウクライナで人道への罪を激化させていると指摘した。米軍がイランやベネズエラに「超法規的な殺害と違法な攻撃」を実施したと非難し「むき出しの覇権主義と道徳的指針のない世界の姿」を示していると警鐘を鳴らした。

国際最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス