終結交渉、米副大統領の関与要求 イラン高官「反戦的で穏健」評価

 【イスラマバード共同】イラン政府高官は26日、共同通信の取材に対し、米イスラエルとの交戦終結に向けた交渉に「反戦的で、比較的穏健な姿勢」だとしてバンス米副大統領の関与を要求した。これまで交渉に関わってきたウィットコフ和平交渉担当特使やトランプ大統領の娘婿クシュナー氏の関与には「断固反対する」とした。

 高官は調整中の対米交渉に関わっている。イラン側はアラグチ外相や、殺害された最高安全保障委員会(SNSC)のラリジャニ事務局長の後任に任命されたゾルガドル氏が参加する可能性を示唆。停戦ではなく「敵対行為の停止」に向けた合意が目的だと主張した。

 ラリジャニ氏は米国との交渉を模索していたとし、殺害は「戦略的失敗だ」と批判。イラン国内で外交的な打開策を模索する勢力の影響力が大きく後退し、戦時対応に当たるガリバフ国会議長が交渉を主導する能力にも制約があると指摘した。

 米国が示した15項目の要求は「根本的に受け入れられない」と強調。イラン指導部は交渉に消極的で、米国の攻撃が続く中で「交渉への期待は非現実的」とした。

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