文科省、H3失敗で対策本部会合 衛星台座の不具合原因

 文部科学省は30日、H3ロケット8号機の打ち上げ失敗に関する対策本部会合を開いた。同省の専門部会は23日に、失敗原因となった衛星を載せる台座の不具合は、製造工程で生じた内部剥離が衝撃で広がり破損したことが主因だとする報告書をまとめていた。

 8号機は昨年12月、2段目エンジンが予定より早く燃焼停止し、準天頂衛星「みちびき5号機」の軌道投入に失敗した。

 報告書は、開発段階や打ち上げ前の検査で不具合を発見できなかった理由を検討。難度の高い新規技術が使われ、そのリスクを他の試験でカバーできると判断したことなどから、不具合を見逃したとした。台座をボルトで留める対策は妥当だと評価した。

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