原発検査官、九電どう喝か 規制庁「迷惑かけた」陳謝

 九州電力川内原発(鹿児島県)を監視する原子力規制庁の検査官が、九電担当者に対し、どう喝とも取れる不適切な発言をしていたことが27日、規制庁が公開した面談記録で分かった。規制庁は「負担や迷惑をかけた」と九電に陳謝した。

 記録によると、2月17日に同原発であった意見交換会で、九電が規制庁に改善を求めた。記録では、検査官が不適切な発言をした時期や、具体的な九電担当者とのやりとりについて記載されていない。

 検査官はどう喝とも取れる発言以外に「説明は聞くが、自分の考え方は変えない」などと話していたという。九電は言動について「技術的な根拠を示さず、主張を押し付けるようなことがあった」とし「(検査官の)主張に沿った対応のためにかなりの負担となった」と訴えた。

 これに対して規制庁幹部は「検査官と発電所は上下の関係ではない。見解が違っても技術論で議論を尽くすべきだ」とし、検査官を指導すると伝えた。規制庁によると、処分は検討していないという。

 規制庁の検査官は各地の原発近くの事務所に常駐している。

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