養子案の見直し、法制意味せず 自民主張、全体会議議事録
衆参両院は23日、皇族数確保策に関する8、10両日の全体会議の議事録を公開した。自民党の小林鷹之氏は8日の会議で、旧11宮家の男系男子を養子に迎える案を一定年数ごとに見直すとした立法府の総意に関し「法制的なものを意味しているものではない」と主張した。安定的な皇位継承については「悠仁さまのご年齢やご結婚を巡る状況を踏まえ、議論を深めていく事柄だ」と述べるにとどめた。
中道改革連合の笠浩史氏は、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案とセットで議論されてきた「配偶者と子の身分」に関し、皇室典範改正案の付則に検討条項を設けるよう訴えた。日本維新の会の藤田文武氏や国民民主党の玉木雄一郎氏は皇族にしないよう求めた。小林氏は「現時点で特段の具体的な措置を想定しているものではない」と指摘した。
森英介衆院議長は10日の会議の冒頭で「養子となった男子に男の子が生まれれば、皇位継承権を持つ」とした自身の記者会見の発言について「真意が伝わらず、無用の心配や迷惑をおかけした」と陳謝した。
