首相答弁訂正の説明文提出 自民、予算委理事会

 自民党は22日の参院予算委員会理事会で、高市早苗首相陣営による中傷動画作成疑惑を巡り、首相が国会答弁を訂正するに至った経緯を説明する文書を提出した。立憲民主党は文書でなく、首相自らが委員会の冒頭で説明すべきだと要求したものの、自民は応じなかった。

 首相は5日の参院予算委で、自身の事務所が動画の作成者とされる男性とのオンライン会議を開いたと認める内容を4月3日付で週刊誌に回答したとの指摘に「秘書が事実と違うと申していた」と明言。ところが、10日の衆院法務委員会では一転して「秘書が勘違いした」と述べ、訂正を申し出た。

 提出文書によると、5日未明に首相が秘書に電話した際、秘書の手元に回答文がなかったため、首相自らが記事の一部を読み上げて内容を確認したと強調。秘書は2カ月前の回答文で詳細を覚えておらず、全体の回答の趣旨が違うと思った、と説明したという。

 自民は11日の立民との国対委員長会談で、5日の首相答弁に誤りがあったとして、修正したい旨を伝えた。立民は「取り消すだけで済む問題ではない」として、文書で予算委理事会に詳しい回答を出すよう求めていた。

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