正副議長、皇族数確保2案を容認 8日に全体会議、典範改正へ前進

 衆参両院の正副議長が5日、衆院議長公邸で会談し、皇族数確保策の取りまとめ案について合意した。主要2案の「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」と「皇籍離脱した旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」を基本的に容認する。8日に衆参の全13党派による全体会議を開催し、「立法府の総意」案として提示する方針だ。衆参の与野党第1党出身の4者間で方向性が固まったことで、今国会中の皇室典範改正が前進する。

 会談後、森英介衆院議長は「正副議長としてはそれぞれの意見を十分考慮に入れ、最良のものにしたつもりだ。ぜひ各党派の理解を賜りたい」と記者団に述べた。

 今後の流れとしては、次々回の全体会議で「立法府の総意」が了承されれば、高市早苗首相に報告。政府は皇室典範改正案を作成し、国会に提出する。衆参各院の審議を経て、7月17日までの会期内に成立を図ることが想定される。

 会談には、森氏と石井啓一衆院副議長、参院の関口昌一議長、福山哲郎副議長が参加した。4者は5月27日と6月2日にも協議したが、結論は得られていなかった。

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