政府「救命救助を最優先」 青森地震、被害把握急ぐ
木原稔官房長官は9日未明、青森県で震度6強を観測した地震を受け、首相官邸で緊急に記者会見した。政府の対応について「被害状況の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、警察、消防、自衛隊、海上保安庁を中心として、救命救助活動を最優先に災害応急対策に全力で取り組む」と述べた。
高さ3メートル程度の津波が予想されるとして「直ちに高台やビルなどの安全な場所に避難してほしい」と強調。引き続き震度6強程度の地震に注意を呼びかけた上で「揺れの強かった地域の皆さんは、自治体の避難情報やテレビ、ラジオなどの情報に注意して行動するようお願いする」と語った。
小泉進次郎防衛相は防衛省で記者団の取材に応じ、自衛隊機が被害状況を収集するため活動していると説明した。陸海空自衛隊に緊密に連携しつつ、人命救助第一に活動するよう指示したことも明らかにした。





