東京女子医大背任事件で猶予判決 1級建築士と元経営統括部次長

 東京女子医大(東京都新宿区)の新校舎や病棟の建設工事で、不正な報酬を支払わせて大学に損害を与えたとして、背任罪に問われた1級建築士の松丸典義被告(70)と、大学の経営統括部次長だった森洋美被告(54)に東京地裁は14日、いずれも懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役2年6月)とする判決を言い渡した。

 福島直之裁判長は、事件の背景に元理事長岩本絹子被告(79)=同罪で公判中=の大学における強い影響力があったと指摘。森被告は岩本被告の手足となり犯行の重要部分を中心的に担い、自己保身を優先したといえるが「従属的な立場だったことは明らか」とした。

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