港湾防災のもろさ露呈 八代、液状化で物流停止

 最大震度7を観測した熊本地震は、熊本県で港のコンテナ貨物取扱量の約7割を占める八代港(八代市)にも甚大な被害を及ぼした。岸壁の液状化などで荷役ができなくなり、物流が停止。穀物を扱うターミナルは約2週間を経て一部再開したが、28日に地震発生から1カ月となる中、残るコンテナターミナルは大半が稼働できずにいる。災害で港湾が使えなくなる事例は全国で続いており、防災対策の脆弱さが露呈した。

 八代港は木材チップやトウモロコシを輸入するほか、セメントや燃料を国内から受け入れる拠点。コンテナターミナルは年間約2万個のコンテナを取り扱うが、高さ59メートル、重さ781トンのクレーンを支えるストッパーがずれ、使えなくなった。

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